日本看護心理協会の理事長を務めております三谷です。
看護師として長年勤めてきた中で、医師や患者様、そして同僚とのコミュニケーションにおいて多くの課題 に直面しました。
特に緩和ケアの分野での経験から、自分の直感だけで正しい判断ができているのか常に疑問を持っておりま した。
その答えは、ある 60代の患者様との出会いから明らかになりました。
患者様は他の看護師さんには怒りっぽかったのですが、私が担当すると不思議と穏やかになりました。
私が患者様のために医師と交渉し家庭での時間を大切にできるように努めた結果、 患者様の態度が変わった のです。
この経験が、専門的な知識を深める決意につながりました。
心理学を学んでから、私は以前の自分の対応が決して間違っていなかったと実感し、更にそれによって多く の人々の心を理解し、より良い関わりを築く視野が広がりました。
これからも私たちは、学びを深め、看護の現場での新たな挑戦に備えて参ります。 私たちの使命は、患者様 だけでなく、私たち自身の心の健康を守り、支え合いながら成長していくことです。
日本看護心理協会は、心理学の力を借りて看護師の皆さんがより充実した職業生活を送れるよう支援しま す。
皆さんの参加をお待ちしております。
一緒に、看護の現場をより良いものにしていきましょう。

理事長三谷　由美子